top of page
座談会レポート
第一回座談会開催レポート
しずくん1-06.png
第一回座談会 参加者さんレポート
『ご家庭の水のトラブルも、大都環境サービスで解決できます!!』

「浄化槽ってたまに汲み取りや点検とか来るけど、仕組みがいまいちよく分からない」

「家での水のトラブルって、一体皆んなどうしてるの?」

そんな水の困りごとについてお話しする、座談会に参加してきました。

 

水漏れや、水の流れが悪い。排水溝から嫌な臭いがする‥といった水回りトラブルやイマイチ仕組みが分からない「浄化槽」についての疑問など、大都環境サービス代表の宮坂浩邦さんにお答えいただきました。

 

水回りのトラブルや疑問は、自分で解決するのは難しいのでつい放置してしまいがち。

 

参加したのは私を含めて4名。普段から、

「水道屋さんを呼ぶまでもないけど、これってどうしたら・・・?」

という疑問が多かったようで、話をしているうちに皆さんどんどん疑問が出てくる出てくる(笑)

しずくん1-02.png
_01A2053.JPG

大都環境サービスさんは、浄化槽や管理、水回りのリフォームを行う会社ですが、実は排水管や下水道の洗浄や、水のトラブルにも対応してくれる浄化槽屋さんなんだそうです。

 

しかも水道屋さんより、安く対応できる時も多いんだとか。

同じ街に住んでいながら意外に知らないことって多いんですよね。

 

宮坂さん:「浄化槽の中は何槽かに分かれており、家庭から流れてきた排水は1槽目で重いものと軽いものに分けられて次の槽に移り、そこに住むバクテリアが汚れを分解してくれます。最後の槽ではほぼ綺麗な透明の水になっているんですよ。浄化槽は日本が作ったものですが、これは凄い技術なんです!

 

なかなかの早い段階で、宮坂さんの熱い説明と満面の笑顔に、彼の浄化槽への愛情がとても伝わりました。

「今後何か困ったら、とりあえず宮坂さんに相談しよう。絶対親身に解決してくれる。」

と感じさせてくれました。(笑)

座談会で主にお話しいただいた内容は、

 

・浄化槽のしくみについて

・浄化槽にかかる年間の維持管理費

・浄化槽の検査をしなかった場合の罰則は?

・油の捨て方

・たまには排水管洗浄をオススメ

・バクテリアの気持ち

・流してもトイレットペーパーが逆戻りする理由

・トイレに流せるシートは詰まりの原因になる?

・排水管詰まりの原因になるモノ

・排水溝からニオイがする理由

・実は災害時に強い浄化槽

 

皆さんが口を揃えて言っていたのが、

「誰に聞いていいか分からなくて・・・」

 

そう、なんとなくウヤムヤにしていたことがたくさんあったんです。

しずくん1-04.png
しずくん1-06.png
_01A2041_edited.jpg

【浄化槽の保守点検は値段だけで選ばないで!】

 

宮坂さん:「うち(大都環境サービス)は浄化槽の点検の際に、排水管に詰まりがないかチェックするんです。どこの管理会社でもやってる訳ではないんですよ。浄化槽の保守点検は、どの業者が良いという判断が難しいので金額で選びがちですが、あまりきちんとチェックされてないこともあります。なので金額だけで判断しない方が良いですよ。」

 

今回お話しを聞かなかったら、まず浄化槽屋さんを「どれにしようかなぁ〜」と選ぶことすら考えませんね。(汗)

_01A2047_edited_edited_edited.jpg

【バクテリアの気持ち】

 

宮坂さんのお話しを聞いていく中で、たくさん出てくるワードが「バクテリア」

どうやら浄化槽の状態を良くするにはとても重要のようです。

 

実はバクテリアは菌なので、環境によって増えたり減ったりしてしまうんです。

水道によく、飲み残しの物や洗剤など流してしまうこともあるので、そこで何がバクテリアに良くないか聞いてみました。

 

ビール‥‥あ~嫌ですね!NG!飲み切りましょう。

牛乳‥‥う~ん、NG!

油‥‥絶対ダメダメ。

醤油‥‥絶対ダメです!塩辛いものはダメ!

洗剤‥‥中性洗剤なら普通の量使う分には大丈夫。ですがトイレなどに使われる酸性のキツイ洗剤はNG!(アルカリ性の洗剤もダメ)

入浴剤‥‥中性のものなら大丈夫ですが、硫黄が入ったものやバスソルトなど塩分はダメです。これらは給湯器にも良くないですよ。

 

どうやら宮坂さんは、バクテリアの気持ちがわかるようです。(笑)


 

【実は災害時に強い浄化槽】

 

Nさん:「災害時、水が止まったり電気が止まったりした時は、トイレってどうすれば良いんですか?」

 

宮坂さん:「トイレから浄化槽までの配管が壊れてなければ(かつ、流す用の水があれば)トイレは普通に使えるんですよ!もし、流す用の水がないとか、浄化槽までの配管が壊れている場合でも、浄化槽のマンホールの上に設置する簡易トイレがあるんです。ここにテントを付けると普通のトイレのように使えます。実は浄化槽は、下水よりも災害時に強いんですよ。こういった事から東日本大震災以降、東北では浄化槽が増えてきてるんです。」

 

人口が多い地域であれば下水が多いため、都会では浄化槽があまりないそう。

浄化槽が多いこの地域では、地震時の津波の心配がありますが、一つ心配な困りごとを聞くことが出来て少し安心しました。

しずくん1-07.png
IMG_6362 2_edited.jpg
しずくん1-01.png

どんどん出てくる浄化槽や水のお話しに、笑いながら驚きながらも、あっという間に時間が過ぎていました。普段は滅多に聞けないこんなお話、参加させていただいてとても有意義な時間でした。

 


 

【座談会の参加者の感想】

 

Iさんの感想

「普段何気に思う疑問等を聞けてよかった!分からないことをどこに問い合わせたらいいかとか、また問い合わせる内容でもないなってことを色々教えてもらえて為になった。」

 

Hさんの感想

「今まで浄化槽は点検とか汲み取りとかの時に業者さんに言われても、あまりよく分かってなかったけど今回浄化槽の仕組みとか、水回りの事を聞くことが出来てなるほどーと理解できたし、いい機会をもらえたなと思いました。お話をしてくれた宮坂さんが話し上手で分かりやすいし面白いし、あっとゆーまに時間が過ぎた感じでした。もっと講演会みたいのしたらいいのに、と思います。」

 

Iさんの感想

「話面白くて、分かりやすかったし、聞きやすかったし、浄化槽に関係する話であんなに盛り上がると思わんかった。(笑)パイプ洗浄せな詰まってくるとか、浄化槽法みたいなのあるのも知らんかった!」

 

Nさんの感想

「私は家を建てて1年半なのですが、早めに知れて良かったと思いました。この座談会に参加していなければ、気にせず何でもかんでも流していたと思いますが、座談会に参加した事で何が浄化槽に悪いとか、排水管の詰まりの原因になるかが分かりました。早くから知っておくことでトラブルを未然に防げると思いました。そして、浄化槽=管理費が高い、臭い、というネガティブなイメージばかりでしたが、お話を聞いた後は浄化槽が好きになっていました。バクテリアの気持ちになって排水することを心掛けています。」

bottom of page